『 鋳造
』の出現は文明に対して一大変革をもたらしました、何時どこで始まったのかは明らかではありませんが、BC4000年頃、蜜ろう製の彫刻を粘土で包み、加熱し粘土の中に空洞のできたものを鋳型にして溶けた金属を流し込む、こうしてロストワックス法のプロト・タイプができあがりました。
現在、我々が見ることができる最古のロストワックス鋳物はBC3500年頃メソポタミアのウルク期のものといわれています。その後さまざまなロマンをのせて日本へ伝わったのが4世紀頃 以来高度な鋳造技術として今日まで受け継がれてきました。
近代ロストワックス法は、航空宇宙技術の飛躍的進歩により研究開発された高度なメタルフォ-ミングプロセスです。
21世紀、科学技術はエネルギ-資源問題をはじめ、食料・環境汚染などに適切な対応と革新をせまられています。
|
|
©JAXA
|